家庭教師の面接は唯一の吟味の機会
よい家庭教師を選ぶには体験授業や面接の機会を最大限に活用する必要があります。派遣業者に依頼するとしても個人契約を斡旋してもらうとしても必ずあるのが面接であり、多くの場合にはその日に体験授業もできるシステムをとっています。この一回の機会だけが家庭教師がよい人かどうかということを判断できるときになるのです。教師側も採用されようとして普段の姿以上に良い姿を見せようと気合いを入れて面接に来ていることが多く、あまりにフォーマルで本性が掴めないことも多いでしょう。
普段の教育指導の際には生徒との間にもっとリラックスした雰囲気が生まれるはずであり、その状況を面接で作り出すことが大切です。面接だという雰囲気を出さずに、お茶でも飲みながら気楽にざっくばらんとした話を始めるところからスタートして互いにリラックスできる状況を生み出すことが必要なのです。その上で、生徒との相性や仕事に対する取り組みの姿勢についてよく話を聞くことが大切です。特に大学生のアルバイトの場合にはお金稼ぎを最大の目標としていて楽に家庭教師をしようと考えている人も少ないわけではありません。
そういう人をうっかり採用してしまうと思うように生徒の成績が伸びないばかりや勉強に対する意欲を失ってしまうこともあります。なぜ多数あるアルバイトの中で家庭教師を選んでいるのかということについては適切なタイミングで聞くことが大切です。それが唯一の判断基準となるからです。