家庭教師を選ぶとき考えること

家庭教師を探すには、様々な方法があります。一般的によく利用されるのが、TVCMなどで宣伝しているような、家庭教師派遣業者です。それらのメリットは、複数の教師を抱えていることと、教材があることです。個人の力量で授業を展開するのではなく、ある程度、教材の道筋に沿った授業を進めてくれるので、安心感があるでしょう。

また、子どもと相性が悪かった場合には、教師の変更を希望することも可能です。しかし、欠点もあります。そこで働く教師たちはアルバイトの感覚が強く、「生徒のために」という意識が薄い傾向にあるため、無責任な対応となることが少なくありません。大学受験のために家庭教師を選ぶのなら、希望する大学に依頼を出すと良いでしょう。

自らがその大学に入るために試行錯誤してきた教師の教えは、大学合格の近道だと考えられます。必要な知識、不必要な知識の取捨選択を的確にアドバイスしてくれるはずです。また、塾などに通った経験がある場合は、過去に通った塾の先生に紹介をしてもらう方法もあります。大手の塾ではなかなか難しいことですが、子どものころからお世話になった個人塾などでは、その塾から巣立った優秀な大学生がいるものです。

その人を紹介してもらうことで、知識だけでなく、人格面でも安心してお任せできます。家庭教師を雇う目的は、成績を上げることだけではないかもしれません。登校が滞りがちな子、学校でのコミュニケーションがうまくできない子が、人とうまく接していけるようになるためだったりします。そのときは、子どもを任せられる年配の人をお願いするのも良いのではないでしょうか。

「評判だから」とやみくもに情報に惑わされず、大切なお子様の目的を重視した家庭教師を選ぶようにしましょう。

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